続・ #ポケモンWordle の理想の初手を考える
前回↓
#ポケモンWordle の理想の初手を考える - 長駄文投棄場
えー…
前の記事からおよそ1年ですね…
私はいまだに毎日ポケモンWordleをやっております
既にポケモンWordleもスカーレット・バイオレットに対応していたり、私もパルデア図鑑完成させたりしたので、そろそろSV範囲での初手を考えていこうかと思います。
考えなさなければならないというのは、前回は剣盾範囲までの全種で考えていましたが、出題範囲が変われば集計対象となるポケモンが変わり、各文字の使用回数が変わり、初手適正の高いポケモンも変わってくるという寸法です。
というかポケモンWordleの一番メインのモードはDPt(第4世代)までの範囲の出題だったのでそもそも前回の記事は理想初手ではなかったという欠陥がありました…
自分では早めに気づいていて早々に再計算していたのですが、機会がなくまとめられていなかったので、この機会に最新SVまでも、DPtまでも含めて、ポケモンWordleで選択可能な10の出題範囲(第1~第9各世代及びレジェンズアルセウス)それぞれの最適初手(および1文字も引っかからなかった場合の次点)を算出していきたいと思います。
初手に1番のポケモンを入れ、1文字もヒットしなければ(5文字ともグレーであれば)、2番のポケモンを入れ、それもヒットしなければ3番の~といった方法で入れていきます。引っかかったら普通に推理してください。
リストの最後まで入れれば1文字はヒットしているはずです。
手法については前回の記事を参照のほど、よろしくお願いします。
スカーレット・バイオレット
LEGENDS アルセウス
ソード・シールド
サン・ムーン
X・Y
ブラック・ホワイト
なんとBW以降は初手最適解に変化なし!
ちょっとこれは予想してなかったですね…あらかじめ調べていた第4世代が大きく違うリストだったので、毎回変わっているのかと思いましたが…
第5世代での大幅追加を最後に第6世代以降ポケモンの追加数が毎作減っていること、第6世代から6文字が解禁され、Wordle対象の5文字名ポケモンが割合としても減っていること、全体数が既に多く、同じ追加数でも与える影響が落ちていることなどが原因でしょうか
Wordle対象ポケモン数は第4→第5で99種の増加ですが、第5→第6では45と半減以下になり、その後も最大増加となったのは第7世代で49です。
新ポケモン数自体は第9で久しぶりに100種を超えていますが、パラドックスポケモンを筆頭に6文字ネームが増えたことでWordle対象としては39種の増加に留まっています。
と、話がそれてしまいましたが、第4世代以前は毎回リストの内容が変わっていきます。
なんでポケモンの数が減ってるのに最低1文字ヒットさせるのに必要なポケモンの数が増えてんだ…?と思うのですが、要は上手く広く使われてる文字が多く使われてる名前のポケモンも減ってるということでしょう。
トップがジーランスからグラードンに変わり、大きくリストの内容が変わります。
ルビー・サファイア
第4世代のリストとほとんど変わりませんが、6手目がワカシャモからフシギダネに変わります。もうほとんど誤差でぶっちゃけどっちでも変わらなさそうですが
1位が当然変わり、それに伴って大きくリストが変わっています。
とはいえ、2,3番目が第5世代以降と一致しているのは興味深いところ
赤・緑
金銀トップだったキングラーが3位まで転落し、リザードンが1位となったことで他にはないリストに。最短の4手で最低1文字は確定可能です。
結論:ポケモンWordleは「ー」と「ン」が強い
#ポケモンWordle の理想の初手を考える
タイトルまんまです
嘘かも
「考える」んじゃなくて、数字的に特定します。
これだけポケモンWordleが盛り上がってる現状、誰かやってて車輪の再発明かもしれんけど、おらが村には車輪を発明してくれる発明家がおらんかったんやからええやんけ。何のためのインターネッツだ。こういうのは自分でやるのが楽しいんだからええやろ。
※過程はどうでもいいから結論だけ教えろという人は、結論だけ太字強調したので探してください。
以下手順
全ポケモンの名称を羅列します。
今回はポケモンwikiさんのポケモン一覧のページから不要な行(リージョンフォームなどで別行と被ってる行)を削除してリストを作成しました。
対象はバドレックスまでの898種類です。
現時点(2/13)ではPokemon LEGGENDS アルセウスで初登場した種については未対応のようです。
ここから名称が5文字のポケモンのみを抜き出してリストを再作成します。
このリストの中から、ポケモンWordleで使用可能な文字84種について、それぞれの文字を含むポケモンの種類をカウントします。
ちょっとわかりづらいので並び変えてみますか。
さて、つまるところこの上位の文字をなるべく多く含むポケモンが初手適正が高いポケモンとなります。なるはずです。もうこれルナトーンだろ
そのポケモンの各文字に対して、このヒット数の数字をそのままその文字のスコアとし、5文字の合計で「初手適正スコア」を算出します。
例えば、フシギダネであれば
フ→31
シ→55
ギ→18
ダ→25
ネ→13
合計:142
になります。
ただし、同じ文字を複数含むポケモンの場合、その被っている文字については1度のみカウントし、2回目の登場の分は0点とします。
例えば、ギギギアルの場合
ギ→18
ギ→(1文字目と被るため)0
ギ→(1文字目及び2文字目と被るため)0
ア→47
ル→105
合計:170
となります。
なんかもうこの時点で1文字でも強い文字を持っている方がスコアが伸びやすいことが分かりますね。やっぱこれルナトーンだろ
さて、これをスコアでソートすればポケモンWordle初手最適解が導き出されます。
ドキドキの瞬間ですね…!
予想を覆しジーランスが39+173+94+150+90の合計スコア546でトップ!
予想していたルナトーンは6位でした。
よくよく見ていると5文字中4文字がトップ5に入っており、読んでくださった方には「ルナトーンなわけでねぇだろ何言ってんだこいつ」と思われていた方もいるかもしれませんね。
あまりに全文字バランスよく利用されており、ジーランスで1文字もヒットもバイトもしなかった場合、次に入力すべきは何とスコア182位タイのオニドリルです。つまり、181位までは全て1文字以上ジーランスと被っています。これ逆に初手適正ないんじゃないのか…?
それでも何も引っかからなければ267位タイのクロバット、367位タイのグレイシア、483位のチョボマキと続け、ここまでで最低1文字は引っかかるはずです。
ちなみに、最下位はスコア68のゴニョニョ、天下のピカチュウさんがスコア141でワースト9位にいたります。
まさか計算の例として出した君がそんなに低かったとは思わなかったよ…
とりあえずハコだけ作っておくあれ
たまにTwitterの140文字では足りない長文を書き散らしたくなる発作が起こる。
今までは発作が起こっても発散させる場がないためそのまま雲散霧消させていたが、場がないという理由で有耶無耶にするのもなんか勿体ない気がしたのでとりあえず場だけは作っておくことにした。
まぁ、場がある状態で発作が起こったところで、結局めんどくさくて書き起こさない可能性もあり、次記事を書くのもいつになるのか正直分からん。
基本的にはゲーム周りの考察やら評論(?)ネタになると思われ、たぶん読んでも何の参考にもならないと思うし、たぶん自分も自分の書いた文章を読み返すのは気恥ずかしいので読まない。書く過程で考えが整理するのがメインになると思う。